フェレットの呼吸が早い・おかしいけど、原因がわからない…
対処法を教えて!
こんなお悩み解決します。
この記事でわかること
- フェレットの呼吸が早いときの原因
- フェレットの呼吸が早いときの対処法
いつもよりフェレットの呼吸が早いと、飼い主としては心配ですよね。
さらに、その原因がわからないと対処方法も分からず困ってしまいます…
結論、フェレットの呼吸が早くなったりおかしな挙動を見せたりする場合、フィラリアやストレスなどが原因として考えられます。
ただし、原因はそれ以外にも様々あるため、原因を特定し適切な対処法をとることは大切ですよ。
本記事ではフェレットの呼吸が早い原因とその対処法を詳しく解説していきますね。
✔ 本記事の信頼性
【フェレットの抜け毛で悩んでいませんか?】
気づけば服にフェレットの抜け毛が付着している…
毎日服から毛を取るのって面倒だな…
そんな方におすすめなのが、新発想の衣類用洗濯洗剤『リモサボン』です。
抜け毛を離れやすくするコーティング成分を配合しており、 静電気の発生を抑え、洗うたびにペットの抜け毛を付着しにくくしてくれますよ。
\もう抜け毛で悩まない!/
フェレットの呼吸が早い・おかしいときの原因
フェレットの呼吸が早い原因はさまざまですが、主に3つ挙げられます。
呼吸が早い原因
- 原因①:フィラリア
- 原因②:肺炎
- 原因③:リンパ腫
詳しく解説していきますね。
原因①:フィラリア
フェレットの呼吸が早い原因の一つに『フィラリア』が挙げられます。
『フィラリア』とはフェレットの体内に寄生する糸状の虫で、肺や心臓に移行することで呼吸器症状を引き起こします。
フィラリア症の代表的な症状が呼吸数の増加ですが、その他にも、咳やはっきりとわかる体重減少などもありますね。
フィラリア症の治療には抗寄生虫薬が用いられますが、症状の程度によっては集中治療が必要な場合も。
呼吸が早くおかしいなと思ったら、フィラリア感染の可能性も考えて、獣医師先生に連れて行ってね。
≫ 咳については『フェレットの咳の原因は?連続するくしゃみの対処法を徹底解説!』を参考にしてくださいね。
原因②:肺炎
フェレットで呼吸数の増加が見られる場合、『肺炎』が原因である可能性があります。
肺炎は肺の組織が炎症を起こす病気で、原因としては大きく3つあります。
肺炎の原因
- 細菌 (連鎖球菌属、大腸菌)
- ウイルス (ジステンパー、インフルエンザ)
- 真菌 (ブラストミセス属、コクシジオイデス属)
症状としては呼吸数の増加とそれに伴う咳、発熱などが見られますね。
フェレットは小柄な体に肺そのものが大きいため、肺炎は重篤化しやすい傾向があります。
そのため、呼吸が早ければ肺炎を疑い、速やかに獣医の診察が必要不可欠です。
原因③:リンパ腫
フェレットの呼吸が早い場合、『リンパ腫』である可能性があります。
リンパ腫とはリンパ組織のがんのことで、若いフェレットから高齢のフェレットまでかかりますよ。。
場所としては肺や脾臓(ひぞう)・肝臓などに発生し、呼吸器リンパ腫では肺への転移により呼吸困難を引き起こしますね。
他にも、リンパ腫の症状として倦怠感や食欲不振など全身的な症状が現れます。
呼吸に異常が見られたらリンパ腫の可能性も考えて早めに獣医受診をしてくださいね。
フェレットの呼吸が早いときの対処法
フェレットの呼吸が早いときの対処法は以下の3つです。
呼吸が早いときの対処法
- 症状の記録を取る
- 酸素室に入れる
- 早期の獣医師への相談
詳しく解説していきますね。
症状の記録を取る
フェレットの呼吸状態や食事量をスマートフォンなどで録画しておくと、獣医師が症状を正確に把握しやすくなります。
具体的には以下の内容を記録するといいでしょう。
記録内容
- 呼吸の速さや喘鳴(ぜんめい)
- 咳の有無
- 体温
- 食欲の有無
これらの情報を記録しておくことで、獣医師が正確に判断するのを助けてくれます。
また、治療開始後も投薬などの経過観察のために定期的に記録し続けましょう。
獣医師先生と連携とって対処してね。
酸素室に入れる
フェレットに呼吸困難が見られた場合の応急処置として、酸素室に一時的に入れることが効果的です。
酸素室とはアクリル製の箱に高濃度の酸素を封入できるものです。
その中にフェレットを入れることで酸素吸入が可能となりますよ。
高濃度の酸素によって体内の酸素レベルが上がり、健康状態を改善できるよ。
定期的に中のフェレットの様子を確認しながら使用してくださいね。
ただし、効果的ではある一方で、酸素濃度や使用時間は獣医師の判断の仰ぐのがベターです。
早期の獣医師への相談
呼吸が早い・苦しそうな場合や呼吸音がおかしい場合は、早めに獣医師に相談することが重要です。
早期発見と適切な治療が完治する可能性を大きく左右するよ。
受診当日までに自宅でできる応急措置としては、ストレス軽減のために静かな環境をつくることです。
部屋を保温し酸素室などで一時的な呼吸管理をします。
動物病院には記録しておいた呼吸状態や食事量、排泄の有無などを伝えましょう。
日常のケアと予防策
フェレットが病気にならないように、日常からケアをして予防することは大切です。
日ごろのケアとして4つが挙げられますよ。
フェレットの日ごろのケア
- 定期的にブラッシングをする
- ボディチェックをする
- 過ごす場所を清潔に保ち、適度な温度と湿度を保つ
- フィラリアの予防接種をうける
≫ ブラッシングについては『フェレット用ブラシにおすすめな商品3選を徹底解説!』を参考にしてくださいね。
日頃からのこまめな健康管理が大切だね。
フェレットの呼吸に関するよくある質問
フェレットの呼吸数は?
フェレットの呼吸数は1分間に30~40回です。
これを一つの基準として、早過ぎたらよく観察してあげましょう。
フェレットの呼吸が早いときのまとめ
この記事で紹介したフェレットの呼吸に関する内容をインプットすれば、フェレットの呼吸が早いときでも、その原因や正しい対処法について理解し、フェレットが快適に生活することができますよ。
最後にもう一度確認しましょう。
フェレットの呼吸に関するまとめです。
呼吸が早い原因
- 原因①:フィラリア
- 原因②:肺炎
- 原因③:リンパ腫
呼吸が早いときの対処法
- 症状の記録を取る
- 酸素室に入れる
- 早期の獣医師への相談
\もう抜け毛で悩まない!/